「不動産の思い出話」カテゴリーアーカイブ

号外「ロックでぽん」第491号^~^Metallica – St. Anger

この出来事があったから今があるのかもしれません@賃貸職人です

かれこれ20年ほど前
まだ職人が不動産業界に入りたてで某FC店の営業社員をやっていた時の話
右も左もよくわかってないけど
お客様の新生活に携われるのが嬉しくて嬉しくてひたすらがむしゃらにやっていた頃です。
そんな時、ある一人のおばあさんの担当に。。。
そのおばあさんのお部屋探しのリクエストは
「お孫さんが学校から帰ってきたら両親が仕事から戻るまでの数時間をお孫さんと一緒に過ごせるお部屋」
お孫さんは3年ほどで学校を卒業される予定なので3年したらまたご自身の自宅に戻られるとのお話でした。
やさしい顔をしたおばあさん
きっとお孫さんの事が大事なんだろうな。。
よし!頑張って紹介します!
何件か物件資料をご提示して3件ほどのお部屋を見に行くことになりました。
ハウスメーカーの物件が中心だったと記憶してますが
その中に管理会社から報奨金が3ヶ月ほどもらえるお部屋が入っていました。
(長い間借主が決まらないので報奨金を出してでもなんとか決めてほしい部屋ってことですね)
異例の高額な報奨金
初めて行く物件だったので何故だろう?との疑問がいっぱい。
何件か物件を見てまわり最後にその物件を見たおばあさん
なんと!その何ヶ月も借り手がなかった部屋を気に入ったから
ここで決めたいとのこと。。。
職人の頭の中では営業成績の算盤がはじかれながら
いやいや!ちょっと待てよ。
一件なんの変哲もない普通のお部屋だけど
なぜ何ヶ月も決まらない?
なんか秘密があるはずと建物の二階に上がってみたら
(その部屋は1階)
ちょうどその部屋の真上のお部屋の玄関先に防犯カメラ
そしてそれっぽい表札。。。。。
あかんあかんあかん!
そういうことか。。。。
こんな部屋借りてもらったらおばあさんとお孫さんの幸せな3年間がダメやんか。。。
契約する気満々のおばあさんに頭を下げて
もう一回一からお部屋の提案をさせてもらえるようにお願いしました。
案内の帰り道後部座席のおばあさんと色々なお話をしていたら
感極まって運転しながらボロボロと泣いてしまいました。
(そんなお部屋に連れて行ってしまった自分の不甲斐なさとかで)
かっこ悪い営業マンです(T_T)
そうこうしながら2回目の案内で無事に別のお部屋が見つかって
契約の運びになりました。
契約したお部屋はいわゆる業物ってやつで手数料は折半
最初の問題物件と比べると営業成績的には1/10くらいでしたが
職人の心はすっきりと晴れやかでしたね~。
上司には相当嫌味を言われましたけどね(笑)
その後3年間を無事にすごされたおばあさんは退去の時に
あなたのおかげでいい時を過ごすことができたと
わざわざお礼を言いに来てくれました。
この時の嬉しい気持ちってずっと忘れずに今でも営業できています。

でもね~高松にもいろんな業者がおるんですね。
仲良くしてもらっている同業者さんから
「折半なんかじゃ契約手続き面倒やから
手数料いらんからそっち(元付)で手続き全部やって」
などと宣まう業者がおった話を聞いて
先ほどの話思い出した次第です。。。(@_@)
そんな業者はMetallicaさんに怒ってもらいましょうかねぇ。。
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